令和6年2月29日に、私が行った一般質問ですが小池知事は全て答弁拒否だった上に、過去の誰も質問したことがない2問

「小池知事のカイロ大卒業時の学籍番号は?」 「都民ファーストの会から所属都議団体への寄附は(パーティ券の)キックバックでは?」

について、「知事がこれまで議会、様々な場面で答弁した」と古谷ひろみ政策企画局長が答えました。

そのご答弁を真摯に受け止めまして、東京都議会議事録を検索致しましたが、一切この質問に関する答弁は存在しませんでした。

かようなことから、虚偽答弁であったと考え小池知事宛請願書を作成し、先ほど提出しましたので都民の皆様に公表いたします。

【請願事項】

カイロ大学卒業時の学籍番号について「知事がこれまで議会」あるいは「様々な場面でお伝えした」本会議答弁議事録をお示し下さい。 都民ファーストの会から所属都議団体への寄附に関して、「知事がこれまで議会」あるいは「様々な場面でお伝えした」本会議答弁議事録をお示し下さい。 「これまでお伝えした」という根拠につき法律・条例等に基づきお示し下さい 古谷ひろみ政策企画局長の虚偽答弁において、地方公務員法第30条、第31条、第32条違反にあたらないのか伺います。 知事の経歴に関する議会答弁については、地方自治法上、同法第153条に言う「普通公共団体の長の権限に属する事務の一部」には該当せず、知事の補助機関である職員に答弁を委任することのできない、知事個人の責務に帰属するものと解するべきと考えますが、局長に答弁させた法的根拠と答弁させるに至った経緯と決裁者につき詳細についてご説明下さい。 今回の一般質問において古谷ひろみ政策企画局長答弁が事実と異なる答弁をしていることから政策企画局長への懲戒処分と、小池知事の監督不行き届きについての責任を求めます。 令和6年3月28日最終本会議、あるいは令和6年第2回定例会本会議にて、小池知事による謝罪と事実に基づく修正答弁を求めます。

全文は以下です

東京都議会本会議における虚偽答弁に関する請願書

令和6年3月21日 東京都知事  小池 百合子 殿

[請願者]地域政党「自由を守る会」代表 東京都議会議員上田令子

貴職におかれましては、都民利益を最優先にした都政実現の為、ご尽力いただきたいと切望するものです。 日本国憲法第16条および請願法第3条に基づき、請願書を提出いたします。同法第5条に則り、誠実なご処理・ご検討の上、令和6年6月26日正午迄に、対応の可否につき理由を明らかにして文書による回答、及び、東京都議会今般最終本会議にて対応頂きますよう請願致します。

【請願理由】 さて、私は、去る令和6年2月29日本会議一般質問において、小池知事に、都民ファーストの会から所属都議関係団体への寄附及び小池知事の学歴問題について以下質問致しました。

「(カイロ大学卒業時の)学籍番号は何番だったのか」 「都民ファーストの会は、パー券収入を都議へキックバックしているのでしょうか。ご自身もパーティーをされていますので、政治倫理上の是非、今後もパー券を売り続けるのか、都議に寄附という形で戻し続けるのか、特別顧問である知事に伺います。」

との私の質問に小池知事は一切答えず、古谷ひろみ政策企画局長が

「勉強会や寄附については、知事がこれまで議会などでお伝えしてきたとおりでございます。」

と答弁しました。再質問で

「また、政治倫理、都民ファーストの会のパーティー券問題ですが、上位三名は、一位、七百二十七万円、二位、四百七十五万円、三位、三百五十万円の寄附を都民ファーストから都議にもらっております。総額が、さっきいった二千万以上ということであります。(中略)回答をお待ちします。」