YouTubeの再生速度を速めて、字幕だけで観ると時間も節約できる。再生速度は0.25から2.0まで、すなわち4分の1のスローから2倍速まで8段階の調整が可能だ。ドラマや映画は標準速で観るとしても、ニュースなどは話の中身が判ればこと足りるので、1時間の番組を30分で観られる訳である。

とはいえ、字幕を読んでしまえば、つまり番組が終わればそれ切りで、手元に記録が残らないのが欠点だ。が、中身を文書化する方法があるので、既にご存じの向きも多かろうが、以下に説明する。但し、外国語番組の場合は翻訳アプリのインストール(「DeepL」無料版がお薦め)が必要である。

YouTube番組のタイトルの下には、視聴回数やUPの日時や能書きが書かれたコラムがある。その能書きの最後には、英語の番組でも「・・・もっと見る」と日本語で書いてある。この「・・・もっと見る」をクリックすると、「文字起こし」の語とその下に青字で「文字起こしを表示」と表示される。

この「文字起こしを表示」をクリックすると、画面右の最上部の「文字起こし」の語の下に文章が表示される。和訳するには、当該文をドラッグすると表示される「DeepL」マークをクリックする。この文章をドラッグして、googleドライブのドキュメントやwordにペーストすれば記録が残るという訳である(スマホでも出来るのかは不詳)。

手始めに、7月6日に収録された「ABC」のステファノプロス氏による22分ほどのバイデン言い訳インタビューと、それを報じる「ワシントンフリービーコン」の記事で試してみてはいかがだろうか。