スイーツ類の強みをメロンパンの開発にも活用
日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュで『スイーツ男子はなとものI loveパンケーキ』(KADOKAWA)著者、はなとも氏は次のように解説する。
「新作の『クリームメロンパン』は中のクリームの量が多く、かなり“スイーツ寄り”のパンという印象です。上部の生地がポロポロと崩れて少し食べにくい面はあるものの、味の良さでカバーできています。このクオリティで171円というのは“買い”といえます。一方の『デニッシュメロンパン』はメロンパンとデニッシュの組み合わせはどうなのかと思っていましたが、実際に食べてみると意外に合うなという驚きを受けました。チョコとデニッシュの甘さ、バターのコクが強く、一口食べただけですごいカロリー感が襲ってきます。30~40代以上の人にとっては、最後まで食べ切るのはちょっとキツイかもしれず、若い学生さん向けかもしれません。ちなみに電子レンジで温めて食べてみたところ、バター感がアップした一方でバターで手がベトベトになってしまったので、温めずに食べるのがよいかもしれません」
従来から販売されている2商品のほうはどうか。
「『じゅわバタ塩メロンパン』は文句のつけどころがありません。バターのコクと甘味、塩味が混ざり合い、下部の生地がサクサクなのも嬉しいポイントです。200円出しても買いたいといえるクオリティの高さです。あえて難点をあげるとすれば、1個で461kcalというカロリーの高さでしょうか。食べるには少し勇気がいるカロリー量でしょう。『ふわサクっ!メロンパン』は王道のメロンパンで、中はフワっ、外はカリっとして食感のコントラストを楽しめ、完成度は高いです。スーパーで売られている一般的なメロンパンと比較すると甘さは控えめなので、サイズが大きく感じてもペロッと食べてしまいます」(はなとも氏)
他のコンビニチェーンのメロンパンと比較して、ローソンのそれは何か特徴はあるか。
「コンビニチェーンのなかでローソンはスイーツ類が非常に強いという印象がありますが、その強みをうまくメロンパンの開発にも生かしていると感じます。コンビニ以外の業態でも人気があるメロンパンというのは少なくないですが、ローソンは価格的にはそれらの半額くらいになっており、コスパは非常に優れていると評価できます」(はなとも氏)
(文=Business Journal編集部、協力=はなとも/スイーツコンシェルジュ)
提供元・Business Journal
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎 家賃も葛飾区と同程度
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?