離婚後も父母が共同親権を選ぶことを可能とする法案が16日に衆院で可決されました。

審議時間は約10日というスピード審議でしたが、その背景には「外圧」の存在があったのではないかと疑念を持たれています。

岸田首相は首脳会談のために訪米した際に共和党所属のクリス・スミス下院議員から書簡を直接渡されたそうです。

その中で、スミス氏は「500人以上のアメリカ人の子どもたちが、両親のどちらかによって日本に拉致され」ているとして、そのような状況が日本で共同親権の規定が存在しないことによって生じていると非難しています。

単独親権しか認めない日本の法制度は国際社会でも「人権侵害」にあたると見られているようです。