この経過について、「日本医師会通史」(日本医師会HPに掲載)には、
日本医師会は、政府・自民党の認識を改めさせるため、2月に全国一斉休診を敢行し、さらに再度の全国一斉休診と引き続いての保険医総辞退を通告した。自民党三役との会談が重ねられた結果、「診療報酬単価の10%を上回る引き上げ」や「制限診療の緩和」が合意されたので、日本医師会は一斉休診と保険医総辞退の態勢を解いた。
と記されている(なお、この「日本医師会通史」を読むと、随所にこうした“自画自賛?”の記述があるので、ご興味のある方は、ご覧になるとよいかと思う)。
トマトが赤くなっても、現代日本の医師は、簡単には青くならないのかもしれない。
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中村 哲也 団体職員(建設分野)