M系チップを搭載したiPadシリーズは、ちょっと前のMacBookシリーズと遜色ないどころか、単純スペックでノートパソコンよりもハイスペックなものも登場しています。せっかくのハイスペックなiPadなのだから、ノートパソコン同様に使えるようにしたいもの。そこで、コスパと実用性を兼ねたiPadノートパソコン化計画を紹介したいと思います。
準備する
iPadをノートパソコン化するために準備するものは、(1)キーボード、(2)マウス・トラックバッド・トラックボールなど、(3)スタンド――。まずは、この三つが「マスト」アイテムといえるでしょう。
そして、さらに便利に使うためには、(4)HDMI変換付ハブ、(5)スタイラス――。これがあると素晴らしいのですが、まずは(1)~(3)をどう使い、何を選ぶべきか、を考えていきましょう。
キーボード
キーボードにもさまざまなタイプがあります。考え方として、「持ち運びが楽なもの」「使いやすいもの」。大きく、この二つが考えられるのですが、なかなか満たしてくれるものは多くありません。
持ち運びが楽なもので考えると、(1)キーボード、(2)トラックパッド、(3)スタンドが一体型になったものなどが考えられます。例えば、ロジクールの「Logicool iPad Air」などが挙げられます。
一体型になっていて持ち運びも便利
しかしながら、全てが一体型になったものはiPadを「ノートパソコン」ではなく「ラップトップパソコン」にするものと考えた方がいいでしょう。ノートパソコンとラップトップの大きな違いは「重さ」といえます。そうなんです。一体型はどうしても重くなってしまうのです。
「iPad Pro」用となると750グラム
12.9インチの「iPad Pro」本体が680グラムぐらいなので、本体よりも重いのです。これは画面部分がケース化していて、iPadの側面などにも素材があるため、どうしても重くなってしまうのです。
側面もケースで護られている
一体型は「落としたら怖い」「いろいろセットアップするのが面倒くさい」といった人に適しているといえるでしょう。スタンドがケースになっているものは、側面も保護してくれるので安心です。
軽さで選ぶと……
軽さで選ぶならば、スタンド型のものとキーボードなどを別々で持ち歩くのがおすすめです。おすすめなのは、さまざまな角度で立てられるカバー型スタンド。特にキーボードと合わせて使うことを考えると、できるだけ高さを持たせられるスタンドがいいでしょう。
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2段階で調整が可能
「MOFT」のスタンドカバーは、キーボードを置ける高さと、通常の低さと2通りで使うことができて便利です。