24日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、美佐江や美雪(ともに片岡凜)の問題がひとまず決着へ。美雪の言葉に耳を傾ける寅子(伊藤沙莉)のセリフに恩師・穂高(小林薫)を想起する視聴者が続出した。
■美雪と向き合う寅子
再び東京家裁に送致された美雪。件名は「窃盗教唆事件」「売春防止法違反事件」で、寅子は新潟時代の美佐江と同様の事件に向き合うことに。
美雪を面接すると素直に全ての罪を認めるが、「先生はどうしてだと思います? どうして人を殺しちゃいけないのか」と質問をする。
母親が同じ質問をしたことを知りどこか安堵したような表情を浮かべた美雪は寅子が長年考えて出した個人の答えを聞き、「そんな乱暴な答えで母は納得しますかね?」と冷笑。
これに寅子は「美雪さん、私は今あなたの質問に答えています。お母さんの話はしていません。私の話を聞いて“あなたは”どう思った?」と問い返し、ナイフを持った美雪に怯まず“どんなあなたでもいい”、“何度でも話そう”と心へ訴えかけた。