4月24日の正午過ぎに行った前回の投稿に対し、記事の中で謝罪を求めた橋迫瑞穂氏から、同日夕刻に以下のような回答があった。

同記事で紹介した橋迫氏のツイートによれば、彼女は「去年からツイッターほどほどしか見てないんだ!おかげで食欲もまして肌も綺麗になったよ!」とのことだったが、にもかかわらず半日で応答されたのは、拙稿の批判をそれだけ重大に受けとめられたということだろう。その点に関して、まずは敬意を表したい。

しかし率直に言って、この謝罪は奇妙である。

私は記事の中で「これまでの中傷すべてを撤回し謝罪する」ことを求めたが、橋迫氏は上記のとおり、「『與那覇は精神科の利用者である以上、他人を批判する記事を書く資格はない』という趣旨のツイートは一切行っておりません」と述べている。

つまり橋迫氏によれば、私の記事は彼女に対して、実際には行っていない行為を行ったと認めろと強要する「でっちあげ」を目論んでいることになるようだ。それでは同記事のヘッダー写真として掲げ文中にもリンクを張った、以下の橋迫氏自身の発言は、いったいなにを主張していたのだろうか。

表示のとおり2021.11.12のツイート。当時掲載済みの、私のアゴラ連載は以下のとおり 第1回(11.03)第2回(11.04)第3回(11.10)

このツイートが私を批判の対象としていることは、「與那覇さんに対するぬるい免責がまかり通ってる」云々との表記から明白だ。それに続けて現に彼女は、「メンタルの療養中に、他者を名指しで批判するような記事を書かせる方にも責任がある」、つまり與那覇には他者を批判する記事を書かせるなと明言しているではないか。