■「3歳児が消滅」とツッコミ相次ぐ
「以上」は基準となる値と「同等かそれより上の値」を示すため、「2歳以上」は2歳を含む。しかし「未満」は「基準となる数より少ない値」を示すため「3歳未満」は3歳を含まない。
…つまり「2歳以上3歳未満」とは、事実上「2歳のみ」と同義なのだ。なお、前後の年齢区分は「4歳以上小学生未満」「1歳以下」となっているため、3歳が入店する際に必要な金額は完全に謎である。
同ポストには「3歳児だけ例外なのか…」など多数のツッコミが寄せられ、投稿主は後にポストを削除。しかし、騒動は思わぬ方向に波及していくのだった…。
■「細かい指摘」派と「当然の指摘」派の論争
当初は「3歳以下、のミスだろうね」「事情が分かってクスッとするレベル」といった具合に、穏健なツッコミが多く上がっていた今回の騒動。
しかし気づけば元ポストに「こういう細かい人間にはなりたくない」という指摘の声が上がり、こちらの意見に対して「料金が発生するんだから、細かくも何ともない」「普通にクレームにも繋がる案件だからな」「これに細かいとか言ってる人とは、仕事したくない」など多数の反論が寄せられる事態に。
いつの間にか、Xユーザーの議論は「店側の掲出内容について」でなく「以下と未満の混同を見逃すべきか否か」へとシフトしていったのだ。
状況を考慮すると、店側が「2歳以上3歳以下」とするところを誤った可能性が高い。しかし、本当に「3歳児のみ利用できない」(もしくは大人料金扱い)という可能性もゼロではないだろう。
そこで今回は、話題のレストラン「旬菜食健 ひな野」を運営する「株式会社ケイディーアール」に話を聞いてみることに…。