■東芝「米のα化が起きている」

炊飯器の中身の米は冷凍し、一部を雑炊にして食べたという金子さん一家。果たして「生炊き」となってしまった米を、美味しく炊き直すことは可能なのだろうか。

仕事から帰宅した夫、変わり果てた炊飯器にギョッとするが… 「優しさの塊」に称賛の嵐
(画像=『Sirabee』より引用)

こちらの質問に対し、東芝ライフスタイルの担当者からは「一度炊飯した白米についてはα(アルファ)化してしまうので、美味しく『炊き直す』方法はございません」との回答が。

アルファ化は「糊化」とも呼ばれ、デンプンを水と加熱することによりデンプン分子が規則性を失い、糊状(α状)になる現象を指す。炊き立てのご飯は、まさに「デンプンが糊状になっている」状態なのだ。そのため、やはり炊飯器で米を美味しく炊くには、米と水の量をキチンと計測しての「一発勝負」以外に方法はないという。

なお、金子さんの続くポストには「今日は息子と昨日のお米を鍋の雑炊にして食べたり、一緒にお米を炊きました」「なんでもやりたい盛りの息子の行動に驚くとともに、これからもっと成長してもらえるよう育児に励んでまいります」とのコメントが。

我が子の成長を願う気持ちと、親としての努力を感じさせる内容に、やはり称賛と共感の声が寄せられていた。