ポイントは、実際に借りなくても、借入限度額を一定以上に増やすだけで金利の引き下げが可能ということ。借入限度額を増やすには、以下の条件を満たしていると審査に通りやすい。
・返済を延滞していない
・半年以上利用している
・契約時より収入が増えている
これらの条件に当てはまる場合は、借入限度額の増額を検討してみよう。
返済が苦しいときは早めに相談しよう
カードローンの利息を減らすには、繰り上げ返済などで借入残高を減らすことが最も効果的だ。それが難しい場合は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてほしい。
また、返済が苦しいと感じたときは、早めにカードローン会社の担当者に相談することをおすすめする。延滞を放置すると重いペナルティを課せられる可能性があるからだ。
外部機関なら「法テラス」「貸金業協会(消費者金融の場合)」などに相談するといい。
カードローンを利用する際は、あらかじめ返済計画を立てて、無理のない利用を心がけよう。
文・たなべようこ(ファイナンシャル・プランナー)
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。
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