返済しているのに元金がぜんぜん減らないのはなぜ？ローンの利息を減らす3つの方法

カードローンを利用している多くの人が「なかなか元金が減らない」と感じているのではないだろうか。

ローンを早く完済するには、効率よく利息を減らしていかねばならない。それには繰り上げ返済や毎月の返済額を増額することによって、借入残高を減らすのが最も効果的だ。

しかしながら、そのような余裕がない場合はどうすればいいのだろうか。

方法1：おまとめローンを利用する

2社以上でカードローンを利用している人は、おまとめローンで借り入れを1本化すると、金利が下がる可能性がある。

カードローンでは借入残高が増えるほど、段階的に適用金利が下がる仕組みになっているからだ。

おまとめローンを利用するうえでの注意点は以下のとおり。

・金利が下がらないケースがある
・追加の借り入れができない
・毎月の返済金額が少ないと返済総額が増える
・審査に落ちる可能性がある

今後新たに借り入れの予定がない人は、窓口に相談して金利が下がるかどうか相談してみることをおすすめする。

方法2：金利の低いカードローンに乗り換える

他社で金利の低いカードローンがあれば、現在利用しているカードローンから乗り換えるのも1つの方法だ。

ただし、新たにカードローンを契約するには審査が必要なので、誰でも乗り換えられるわけではない。

また、月々の返済額を減らすと返済総額が増えてしまう可能性があるので注意したい。

方法3：借入限度額を増額する

もし借入限度額の増額が可能であれば、金利を引き下げることができるかもしれない。なぜなら利息制限法という法律によって、上限金利が定められているからだ。

多くの消費者金融カードローンは、上限に近い金利が設定されている。

たとえば現在年率18％で借りていて、借入限度額を100万円以上に増額すると、金利は15％以下に引き下げられる。