リーズナブルに電動自転車を購入したいなら、中古の電動自転車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。中古の電動自転車なら安くで手に入れることができますが、中古電動自転車購入ならではの不安もあることでしょう。そこで、この記事では、中古電動自転車を購入する際の注意点と、中古はやめた方がいいと感じる方におすすめの電動自転車についてまとめました。
目次
電動自転車の魅力とは
中古の電動自転車はやめた方がいいの?
電動自転車の魅力とは
電動自転車を購入する前に知っておきたい、なぜ電動自転車を選ぶのか、そのメリットをここではお伝えします。自転車そのもののメリットに加え、電動アシスト自転車ならではのメリットもたくさんあります。
魅力①坂道が楽
電動自転車にはいくつかの利点があります。まず、一番の魅力は急な坂道でも楽に移動できることでしょう。
坂道を登るのに苦労している人がいる中、電動アシスト自転車ならスイスイ登れます。景色を楽しみながら快適に坂を上れますし、追い抜きも楽々です。また、カゴに重い荷物を積んでいても、電動パワーならスイスイ登れます。
魅力②漕ぎだしが安定する
中古電動自転車の魅力は、なんといってもその軽さです。ペダルを踏み込めば、軽い力で走り出すことができます。特に女性やお年寄りには大きなメリットです。
従来の自転車はペダルをこぐのに力が必要でしたが、電動アシスト自転車はモーターの力を利用できます。そのため、体力や筋力に自信のない方でも、疲れを感じることなく軽快にこぐことができるのです。
中古の電動自転車はやめた方がいいの?
中古自転車には、新車に比べて故障のリスクが高いという現実があります。新品の電動アシスト自転車は、ほとんど故障することがないと言っても過言ではありません。
しかし、中古自転車には当たり外れが存在し、故障のリスクが高くなる傾向があります。そのため、中古自転車を購入する際には注意点を把握しておくことが重要です。
中古はやめた方がいいか①前オーナーの癖がついていることがある
中古電動自転車には、その自転車を使っていた人のクセが残っていることが少なくありません。そのため、同じ車種でも新車と中古車では乗り心地に若干の違いが生じることがあります。
しかし、乗り心地が劇的に変化することはまれで、ほとんどは許容範囲内です。販売店は一般的に、中古車を販売する前にその自転車の癖を直し、改善します。
点検や定期的なメンテナンスによって、中古自転車のクセが解消される場合もあります。また、多少の癖は気になるかもしれませんが、しばらく乗っているうちに慣れて気にならなくなるのが一般的です。
実際に乗ってみることで、自分のクセに慣れ、修正することができます。このように、乗り心地の違いに順応するためには、ある程度の時間をかけて慣れることが大切です。
中古はやめた方がいいか②駆動・オペレーション部分の劣化
劣化に注意すべきは、駆動部や操作性です。「チェーン」「ギア」「モーター」といった駆動部分に関わる要素は目には見えにくいですが、前オーナーのお手入れ次第で差が出やすいものです。
日頃のお手入れとしては、ボディパーツなどは乾拭きで簡単に済みますが、チェーンの汚れ落としや定期的な潤滑油の注入・乾燥運転など、少し手間のかかるメンテナンスが必要です。こうしたメンテナンスの積み重ねが大きな違いを生みます。
チェーンが汚れているのも困りますが、汚れていなくてもアイドリング時に違和感があったり、硬かったり、異音がしたりする場合は注意が必要で、場合によっては短期間で重大なトラブルにつながることもあります。
また、まれにモーター自体が劣化している場合もあります。実店舗で電動アシスト自転車の購入を検討している場合は、試乗や操作をさせてもらうなどして、できるだけ確認しておくと安心です。
中古はやめた方がいいか③破格の安さで購入できる
電動アシスト自転車の中古価格は数万円台が主流です。ヤフーオークションでは、2023年4月現在の平均落札価格は39,000円程度となっています。一方、電動アシスト自転車の新品相場は約12万円なので、中古価格は非常に安いことがわかります。
ただし、中古の電動アシスト自転車には以下のようなデメリットがあります。
- バッテリーが搭載されていない場合がある
- 購入後に修理が必要な場合がある
- 使用状況や各部品の状態がわからない場合がある
- モーターやバッテリーが消耗している場合、別途交換費用がかかる場合がある
特にインターネットで販売されている中古電動アシスト自転車は、状態の確認が難しいため注意してください。
中古電動アシスト自転車は破格の安さで購入できる反面、上記のようなデメリットもありますので、中古品を選ぶ際には注意が必要です。十分な調査と確認を行い、自分のニーズと予算に合った選択をするようにしましょう。
中古はやめた方がいいか④選択肢の幅が広がる
中古車を選択肢に加えることで、選択の幅が大きく広がります。新車電動自転車市場では、車種や仕様が決まっていても、自分のニーズに合った車両を見つけることが難しい場合があります。
しかし、中古電動自転車市場には多種多様な自転車があり、自分のニーズに合った一台が見つかる可能性が高くなります。
例えば、生産終了車や限定車、特別仕様車など、中古市場ではなかなか手に入らない車種が見つかるかもしれません。
新車では希望の色や装備がなくても、中古車なら希望に合う車が見つかる可能性もあります。また、中古車市場には幅広い価格帯があり、予算に合わせて車を選ぶことが可能です。
新車の価格帯があなたにとって高すぎる場合、同じ予算でより多くの機能を備えた中古車を見つけることができるかもしれません。