「LM」に搭載されている先進運転支援システムは「Lexus Safety System +」と高度運転支援技術「Lexus Teammate」です。「アルファード」は「トヨタセーフティセンス」となります。
プリクラッシュセーフティなどの基本的な機能としては、どちらも非常に充実したものとなります。「アルファード」もトヨタ・ブランドとして、最新かつ最高の機能が備わっていると言えます。それでも「LM」には、高度運転支援技術「Lexus Teammate」が搭載されているのが大きな違いとなります。
ビジネス
2024/11/06
レクサス「LM」とトヨタ「アルファード」をプロが徹底比較
高度運転支援技術「Lexus Teammate」は、「アドバンスト・ドライブ(渋滞時支援)」と「アドバンスト・パーク(リモート機能付き)」の2つの機能があります。「アドバンスト・ドライブ(渋滞時支援)」は、高速道路などの自動車専用道での渋滞時に、条件が揃ったときに、運転手がステアリングから手を離すことが許容されます。現在の市販車として最高レベルの運転支援となります。「アドバンスト・パーク(リモート機能付き)」は、自動で行う駐車が、より多様なシーンで行えるようになっています。また、スマートフォンのアプリを使うことで、車外からクルマを操作することも可能です。
「LM」と「アルファード」の走行性能の違い
「LM」のパワートレインは、2.4リッターのターボ・エンジンに6速AT、モーターを組み合わせたハイブリッド・システムが搭載されています。エンジンとモーターだけでなく、6速ATをも内蔵しているのが特徴となります。また、後輪をモーター駆動する4WDになります。システム最高出力は273kW(371PS)、燃費性能が4人乗りで13.5㎞/l(WLTCモード)となります。
「アルファード」のパワートレインは複数あります。2.4リッターのハイブリッドと2.5リッターのガソリン・エンジンの2つがあり、駆動方式は、それぞれにFFと4WDが存在します。
2.4リッターのハイブリッドは遊星ギヤを使う、「プリウス」などと同じ方式です。2.4リッターのハイブリッドはシステム最高出力が184kW(250PS)、燃費性能がFFで17.5~17.6㎞/l(WLTCモード)で4WDが16.5~16.7㎞/l(WLTCモード)。
2.5リッターのガソリン車は最高出力が134kW(182PS)、燃費性能がFFで10.6㎞/l(WLTCモード)で4WDが10.3㎞/l(WLTCモード)となります。
パワートレインの多彩さは「アルファード」が勝りますが、パワーは「LM」の方が上。燃費は、ハイブリッドなら「アルファード」が上になります。
「LM」と「アルファード」の価格の違い
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