やはり軽いスプーンに分がありそうだ。少し沈めて巻き上げの釣りでもポツポツとヒットするが、時間が経つにつれてマイクロスプーンのフックでも対応が難しくなってきた。確かにスプーンに触りに来る個体が増えたが、針が口に残りにくくなってきた。
表層の少し下を狙うと数が釣れ出す
そこでフックを超細軸のヤリエのsss(トリプルエス)に交換してみることにした。針の重さでルアーの動きも変わるが、どうなるだろうか。この交換が良い方に働き、食ってくる個体を連続で掛けることができた。
こうなれば欲が出てきて、自塗りしたヤリエのマイクロデクスター0.4gでアプローチしてみると、ポツポツと拾うことができた。
やはりド表層ではなく、表層から2段程下を引くか、ボトムからの巻き上げの釣りが効果的だったように感じた。また、極細のトリプルエスのフックに替えたことで、甘噛みしてきた魚を確実に掛けられたことが大きい。
表層系クランクを使い分ける
夕マズメに近づいてきて、徐々に魚が動き出した。スプーン以外にも積極的に追いそうな雰囲気を感じる。そこで表層系強波動クランクを試してみることにした。まずはワウ37HFをセット。ハイフロート故に、通常のワウより波動は強めだ。
ゆっくり目から少し加速気味に引くと、放流の残り個体だろうか、沖目から追ってきてヒット!やはり効く個体は居そうだ。
ワウでスレてきたと感じたタイミングで、今度はピコイーグルプレーヤーをセットしてみる。テーブルターンで少し気づかせてから、グリグリっと巻いてから浮上させるパターンでもヒットが続く。しかし、強波動系は寄せるパワーが強い反面、スレやすくもあり、長時間効くことは少ない。
今度は弱波動系のファットモカjrのSR-Fでテロテロと引いてみると、強波動で釣れていない魚が反応を見せてきた。カラーもローズやサーモンなどのカラーローテで飽きさせない作戦で、拾える個体を釣っていく。