季節は秋になったが、なかなか気温が下がらない日が続く。関西の夏の気温は異常なくらい暑かったが、まだ暑さがしばらく続く予報が出ると正直ウンザリしてしまう。ちょっとでも涼しい場所で過ごしたいと思い、大阪府内で最も標高が高い金剛山の麓にある千早川マス釣り場へ釣行することにした。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
エリアトラウト釣行
平地との気温差はおおよそ5度前後違うが、流入する千早川の水温もまだ高く、決して簡単な状況ではないのは百も承知であるが、厳しいシーズンであるからこそ自分の釣りを試せる機会である。
盛夏の頃に比べるとまだ釣り易そうではあるが、マス類の適水温が12度前後であることを考えると、マスにとってはまだ猛暑日であるに違いない。
午後券を事務所で購入してルアーエリアへ移動する。やはり人は少なくお馴染みの方々のみであった。場所も入り放題で、上池の鉄板の上ポイントの水車前に入ることにした。
千早川マス釣り場(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
タックルセッティング
ロッドは3本で、1g以上のスプーン用の999.9マイスター60UL、マイクロスプーン用のディスプラウトのβマグナム61UL、プラグ用の百鬼丸61ULの3本をセットして表層から順に釣っていく。
表層すぎてもニジマスが釣れない
表層引きでは反応する魚が少ないので、一段下や巻き上げの釣りを試してみる。マスは手前に多いので、さほど飛距離は必要なさそうだ。軽いスプーンで十分そうだ。
そこで先日サウリブさんが千早川マス釣り場で開いたイベントで購入したスプーン、シャースfe0.2gをスナップに通す。これで表層少し下の反応を見ながら流してみる。アクションが絶妙で、回収直前にバイトが頻発。高水温期特有の、あまり口を開かない個体が多い中で、ギリギリ針が口に残る感じでヒット。
シャースfe0.2gでヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)