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居酒屋で聞こえた「事故に遭って得した自慢」

居酒屋で聞こえた「事故に遭って得した自慢」

教習所で教わるアノ確認、女子大生には「謎行為」?ふと耳にした車にまつわる会話にドン引きしたエピソード
(画像=©Elizaveta/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

普段は温厚な人であっても、お酒が入った席では「思わぬ本音」が出やすくなるものです。気心の知れた相手に囲まれ、ほろ酔い気分で口にした言葉が、第三者にとっては違和感を抱かせるというケースは珍しくないでしょう。

「ふらっと入った居酒屋のカウンターで、常連っぽい人たちが交通事故の話で盛り上がっていました。どうやら1人が最近追突事故に遭ったらしく、『身体は無事だけどしばらく車が使えなくて困る』みたいな話をしていたんです。

最初は周りの人も『代車出ないの?相手の負担でしょ?』と、まっとうな流れで話していたのですが、そのうち『そういうときは病院通い続けなきゃダメだよ』と言い出す人がいて、『自分が追突されたときには首が痛いと言い続けて50万円近く貰った』と自慢するように言っている人もいました。

事故に遭ったときにどうにか得をしようとする人がいることは知っていましたが、実際にそれを誇らしげに話す人たちを見て、『こういう人って意外と多いのか……』と思わされましたね」(50代男性)

交通事故の被害に遭ったとき、自身に生じた損害や被害に対する補償を求めることは正当な権利です。また交通事故の際に多く見られる頸椎捻挫をはじめとした「むちうち」の症状は、慢性化により長く被害者を悩ませるケースもあります。

一方で、「むちうちは自覚症状のみでも保険金の支払い対象になる」といった話や、「交通事故に遭ったらとりあえず病院で首の痛みを訴えろ」などという風説も耳にします。実際に「他覚的所見のないむちうち」というケースも考えられますが、この性質を利用した「虚偽の症状による保険金請求」は不正請求にあたります。

事故に遭った際には、「症状がなさそうでも念のため病院で検査しておく」という意識は非常に大切です。しかし、実際には存在しない症状で保険金の水増しを図ることは刑事罰の対象にもなりうる行為ですので、保険金を目的に虚偽の申請を行うのは絶対に避けましょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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