■3歳の息子がタバコを口に

それがターニングポイントとなり、ハンナさんは「二度とここには戻りたくない。息子のために生きる」と心に強く誓った。

出所後は、薬物依存の問題を抱える女性を助けるボランティア活動を始めたが、意志の弱さから、2年後に再び薬物に手を出してしまう。

そんなある日、3歳になった長男がタバコを口にくわえ、吸っている素振りにショックを受けたハンナさん。それがきっかけとなり、薬物を完全に断ち切ることができたという。

■「人生を再建できる場を」

ハンナさんは「中毒や依存症に悩む人たちは、早期に助けを求めることが大事」「特に子育て中の親においてはかなり深刻な問題です」と訴えている。

ハンナさんはそうした女性たちを救う傍ら、「彼女たちが人生を再建するためにも、母親としての役割を果たすことができる、避難所のような安全な場所を提供したい」と計画中だ。

「自分は生きている。子供のために存在する」と強く意識してほしいという。

(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)

提供元・Sirabee

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