一言話すように心がける

また、一緒に歩いているのにお店に着くまで無言とか、どうしたいのかわからない状況に陥ると、ギクシャクするものです。

「あと5分くらいでお店に着きます」など、今どういう状況にあるのか伝えるとよいでしょう。しかし、この一言がないために、相手はどうしていいかわからず、口を閉ざしてしまうのです。

これは、食事の場面でも同様です。自分の食べたいものだけサクサク決めてしまったり、「好きに決めてください」とすべて相手に委ねてしまうと同じ状況に陥ります。

親しくない間柄の場合には、状況・希望・思いを具体的に言葉にすることです。ぎこちなくなるのは、相手が「どうしていいかわからなくなっている」からです。

デートの終わりも「それじゃまた」などと、なんとなく別れるのでなく「今日は楽しかった」とか「次、いつ会えますか?」など具体的に伝えることが重要です。

「わかりやすいこと」が、結果として「気持ちをつながりやすく」します。会話のコツを学ぶだけで成果を上げる人は多く、コミュ力の有無が恋愛成就の分かれ目と言えるでしょう。恋愛においては、気持ちを言葉に出すように心がけることがポイントとなるのです。

ちなみに、筆者の専門はHRアセスメントです。結婚情報大手ツヴァイの結婚EQ診断総合監修をしています。当時は、日本初の結婚情報アセスメントとして話題になりました。また、日本初の課金型アプリ(恋愛EQアセスメント/インデックス)の総合監修もしています。

次は、結婚や恋愛に関する本でも書こうかと思っている今日この頃です。

尾藤 克之(コラムニスト・著述家)

2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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