着用義務が免除される要件がある
シートベルトは、事故発生時に体が車体から放出してしまったり、車内のハンドルやガラスなどに顔面を強打したりしてしまうのを防ぐための装置です。また、事故時の衝撃を緩和するエアバッグが正しく効果を発揮するために必要な装置でもあります。
事故発生時以外でも、シートベルトを用いて体をシートにしっかりと固定することで運転をしやすくしてくれたり、乗り物酔いをしにくくしてくれたりといった効果が得られます。
しかし、健康上または療養上、妊娠中などの理由でシートベルトの着用が適当でない、身体の状態によりシートベルトが着用できない、緊急走行時など、特別な事情により着用が免除される場合があります。
そのシートベルトの着用義務が免除される特別な事情の中のひとつに、貨物ドライバーが該当する事項が含まれています。