であるならば、初度登録から1~2年ほどしか経過していない高年式中古車だけを購入対象にすれば、中古車であっても購入から3~4年間は、駆動用バッテリーの交換コストを心配する必要がなくなります。実際には5年程度でバッテリーが大きく劣化することはほとんどないのですが、こういった高年式中古車を選ぶようにすれば、心理的にはかなりラクになるでしょう。
「認定中古車」であれば心理的にも安心しやすい
また各メーカーが展開している「認定中古車」であれば、ハイブリッド機構に対しての保証が付帯しているのが一般的です。例えばトヨタ認定中古車には「中古車ハイブリッド保証」という制度があり、初度登録年月から10年目まで、または3年間の長いほうまで(ただし累計走行距離20万km以内)、駆動用バッテリーやハイブリッドコンピュータ、バッテリーコンピュータ等々の部位が無償で保証されます。またホンダ認定中古車にも同様のハイブリッド機構保証がありますが、こちらは走行距離無制限です。
とはいえ「ハイブリッドシステム警告灯は点灯していないが、なんとなく燃費が悪化した気がする」というレベルの劣化では保証適用とはならないはずですが、いずれにせよ「新しいモノ」あるいは「保証付きのモノ」を選ぶようにすれば、中古車であっても駆動用バッテリーについて心配する必要はさほどありません。
「欲しい車が高い…」「予算オーバー」
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