目立ちたいが故の没個性?
そもそもなぜ、赤背景×白文字をアイコンに採用するアプリが、これほどまでに多いのだろうか。今回、てとらα SI@TETRA_ITさんに寄せられたリプライの中でも最も有力だと思われる説が、「色を赤にして目立とうとする奴らばかり」というコメントである。
確かに赤という色は目を引きやすく、アクセントカラーとして最適なイメージがある。さらに「紅白 ぱっと見で判断しにくい状況ですね」というコメントからもわかるように、赤と白の組み合わせは、日本人にとって馴染みが深いコントラストなのだろう。まさに日本の国旗カラーである。
しかしどうにもこうにも、ここまで赤背景×白文字が溢れてしまうと、「探すの大変。レジでワタワタする(;д;)」「ほんそれ!会計の時はアプリ探しから始まる」というリプライのように、どれがなんのアプリだか、さっぱりわからなくなってしまうことも多い。
「独自アプリの普及で財布の中はすっきりしたけど、スマホの画面がガチャガチャしてきますよねw」とコメントを寄せている方もいるが、財布と違ってスマホの画面がごちゃごちゃしていても、なかなか人に見られにくい部分なので、そのまま放置している筆者の仲間も少なくないだろう。
アプリの存在自体は便利で、なんの罪もない。レジでスムーズに赤背景×白文字アプリを見分けることができる日がくるその日まで、我々ユーザーは、精進するのみである。
※サムネイル画像(Image:「てとらα SI(@TETRA_IT)」さん提供)