その石破さんは防災省の新設を提案している。

被災者に暖かくておいしい食事を3時間以内に届けるキッチンカーを、日本国中でいったい何台用意しようというのか。

大地震で道路が通行不能になることが想定される中で、道路啓開の話をしないでキッチンカーをどう3時間以内に派遣するのか。

石破さんが新設を目指す防災省の方向性は、私の考える防災対策とはまるっきり異なるようだ。

自民党総裁選で無料貸出される党員名簿への異見

東京新聞によると、総裁選候補者には党員名簿が無料で貸し出される。

以下、私(早坂)の考え。

貸し出された名簿は(電子データでなく)紙に印刷されたもの。電子データだと容易に拡散されてしまう可能性があるので、党本部は個人情報保護の観点から紙の名簿の貸し出しとしたのだろう。

各陣営はその紙の名簿を基に、全国106万人党員に対して、電話を掛けたり、実際に訪問したりすることで、支持を訴える。

しかし、この名簿が実に使いにくい。なぜなら、名簿の順番が(各区市町村別ではあるが)五十音順でも住所順でもないからだ。(※貸し出された名簿は党員番号順=入党登録順)

ご家族で党員になって下さっている方が沢山いらっしゃるが、五十音順でないと、入党登録の時期がバラバラの場合、名簿の順番もバラバラだ。従って、同じお宅に何度も電話を掛けてしまうことになる。

他方で、実際に党員宅を訪問しようとすると、住所順でないので、名簿をそれぞれの陣営が再入力して、住所順に並べ替える必要がある。

各陣営の党員名簿の活用方法を、党本部は理解していないから、こうした著しい不便が起きているのだ。