子どもが言うことを聞かない。誰もねぎらってくれない。自分に余裕がなくても家族のため、子どものため。ママってどうしてこんなに毎日大変なの・・・。
今回は、子育てのしんどい負のループからママを救う、ママのための分かりやすい「ご自愛」実践本を紹介します。
「周りを優先し過ぎるお疲れママのためのご自愛レッスン」(長谷静香 著)モラロジー道徳教育財団
「ほめる」と「勇気づけ」の違い最近は「ほめる子育て」を推奨している本が増えています。長谷さんがおススメしているのは「勇気づけ」の子育てです。
「ほめる」と「勇気づけ」の違いはなんでしょうか。勇気づけの子育てと旧来の甘の子育ての違いについて観察してみましょう。
「親と子の関係が上下、縦の関係に、上から下への評価です。 何かができたら『すごいね、えらいね』とほめる、ごほうびをあげる。何かができなかったら叱る、怒る、 けなす、罰する。 そして、 できたかできていないかという結果を重視して相手を評価し、子どもがこちらの期待していることを達成したときに声をかけるというかかわりです」(長谷さん)
「勇気づけのかかわりでは、親と子の関係は横の関係になります。それは一方的ではなく、相互に作用します。 相手の気持ちにどこまでも寄り添い、何かができたから声をかけるのではなく、できてもできなくても、失敗したときでもどんなときでも言葉がけができるのが勇気づけです」(同)