【3】自動改札でSuicaを乱暴にタッチする
たまに、自動改札でカード型Suicaをかなり乱暴にタッチする人を見かけますが、これはカード型Suicaに不具合が起きる可能性があるので止めましょう。
Suicaは改札の読取り部にさほど強くタッチする必要はなく、サイフやパスケースなどに入れたままでも優しくタッチすれば反応します。ちなみに、Suicaは改札の読取り部から約10cmの範囲内なら読み込むことが可能となっており、処理はわずか0.2秒ほどで完了します。
ただし、改札の読取り部をSuicaが通り過ぎるだけでは反応しないことがあるので、Suicaを滑らせずにしっかり読取り部に対して水平にタッチするようにしましょう。
なお、反応が悪くなった古いタイプのカード型Suicaを持っている人は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の「指定席券売機」「多機能券売機」で変更することができます。
※「地域連携ICカード」も記名式に変更することができます。
※変更前のカード残額は、変更後のカードに受け継がれます。
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(画像=Suicaエリア内の「指定席券売機」「多機能券売機」でSuicaの交換が可能です。反応が悪くなった古いカード型Suicaを持っている人は交換しておきましょう(画像はJR東日本公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)
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(画像=こちらがJR東日本の駅にある「多機能券売機」。表示が黒く「定期券・Suica・きっぷ・チャージ」と表示されています(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)
【4】SuicaやPASMOなどを2枚重ねて使う
カード型Suicaを他社の交通系ICカードと2枚重ねていると、改札で正常に読み込むことができません。基本的に、交通系ICカードはどれも同じ構造なので、たとえば、改札でSuicaとPASMOが2枚重なった状態でタッチしてしまうと、正常に処理できずエラーとなってしまうんですね。
もちろん、わざわざ2枚の交通系ICカードを重ねてタッチする人はいないと思いますが、うっかり財布に2枚の交通系ICカードを入れてしまうこともあるでしょう。十分気をつけてください。
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(画像=たとえば、ビューカードSuicaとPASMOを2枚重ねて改札口でタッチするとエラーになります。実は筆者も、うっかり財布に交通系ICカードを2枚を入れたままタッチしたことがありますが、やはりエラーとなりました(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)