無性にアジが食べたくなり9月27日、昨年いい思いをした三重県四日市の四日市港へ出かけた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
四日市港でサビキ釣り
釣り場に到着したときはまだ暗く、有名な工場夜景をカメラに収める。先客がカッパを着てアジングをしていたので情報収集。ちらほらアジが釣れていると言うので、すぐに場所を決めて準備を始めた。他に人はいないが、釣れている情報が上がっていないので少ないのだろう。
サオ4.5m、100円ショップで買ったママカリサビキ4号を使ってみる。エサはアミエビで、集魚効果を高めるため集魚剤を投入した。
釣りスタートから30分以上経過したが一向に魚が釣れる気配がない。夏が暑く全体的にアジが釣れないという話は聞いていたが、ここもそういうことなのだろうか。
やっとサオにアタリがきた。手にまで振動が伝わり、アジでありますようにと願いながらゆっくりリールを巻く。豆アジのわりには引きが強いと思いながら上げると、20cmはあるアジが釣れた。やっと釣れた安心感と、想定外の大物に驚いた。
続いて同型のアジが釣れ、その後は半分ほどのサイズが釣れた。アジが釣れて安心したため、ここで朝食を取った。
当たりタナを捉えて連発
おなかが満たされたので釣りに専念するが、3匹目以降アタリが出ない。そんなとき、自転車に乗った地元のおじさんがやってきた。話をするなかで、場所が少し違うこと、タナは底ではなく中層より上を狙うこと、前日からアジが釣れだしたことを聞いた。
おじさんが見守るなかすぐにサッパが釣れた。リールを何回巻いたかと聞かれたが、それはタナの確認。毎回同じタナにしないと魚は釣れない。
少しのアドバイスでそこでの釣法が分かり、見る見るうちに魚が釣れていく。アジにサッパ、アイゴ。今まで渋かったのがうそのように釣れる。午前8時すぎの満潮止まりまでに1匹でも多く釣ってやろうと没頭した。