このバラシのあとはエゾウグイが連発したので遅めの昼食のため移動した。
23cmのヤマメをキャッチ
帰りのフライトを考えると時間的に最後となる次の川は、関東ならオイカワやカワムツがいるような浅い流れ。竿を5.4mに持ち替えるが、魚影が今までの場所に比べて薄めだった。
この川でタモ網を使ってガサガサをしてみると、国内では北海道だけに生息するフクドジョウが入ったのでこちらも数尾水槽のお掃除役としてキープ。この川で釣れたのは婚姻色をまとったオスのヤマメだった。大部分がサクラマスとなるこの地域としては、良型といえる23cmがラストを飾った。
ラストを飾った23cmヤマメ(提供:週刊つりニュース関東版・藤村浩介)
初挑戦の北海道遠征はまずまずの成果
平地の川にトラウトたちが生息し、春にヤマメの禁漁や、一年中禁漁の保護河川があるなど本州とは勝手の違う北海道の川釣りだが、これから冬に向かうこの時期以降も禁漁がなくトラウトを狙うことが可能だ。
初挑戦の十勝でアメマス、オショロコマ、ヤマメのネイティブと、ワイルド個体のニジマスの4種類のトラウトに出会えた。それでも今回の釣行ではほんの表面を撫でただけ。途中時間がなくて泣く泣くスルーした流れがどれほどあったことか…。また機会を見つけて再挑戦を計画したい。
<週刊つりニュース関東版・藤村浩介/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。