ダイソーでは、1,100円という低価格でワイヤレスイヤホンが多数販売されていますが、久しぶりに新型の「TWS004」を店頭で発見! 筆者はすぐさま購入してみました。果たして旧型とは何がどのように違うのでしょうか?
ダイソーの最新型ワイヤレスイヤホン「TWS004」はIPX4の防滴仕様!
ここ数年、ダイソーのAVコーナーには、1,100円という激安価格でワイヤレスイヤホンが多数販売されてきました。そのようななか、24年6月頃からダイソーでは最新型の「完全ワイヤレスイヤホン(TWS004)」(以下:TWS004)が登場しています。
TWS004のパッケージには水滴が描かれており、「防滴IPX4」という表示もあるので、やはり夏のレジャー向けとして発売したようです。筆者はさっそくTWS004を購入してみたので、旧型と使い勝手や音質などを比較してみたいと思います。
今回比較するのは、ダイソーの旧型「完全ワイヤレスイヤホン(TWS001)」と「完全ワイヤレスイヤホン(TWS002)」の2機種です。価格はいずれも1,100円ですが、最新型TWS004とは何がどのように違うのでしょうか?
まずはTWS004の基本スペックをチェックしよう!
ダイソーのTWS004は、耳に押し込むカナル型です。
その特徴は、パッケージからも分かるように「IPX4」の防滴に対応していること。これは、雨の水滴や手洗いでの水しぶき程度を受けても問題ないというレベル、完全防水ではありません。形状としては、イヤホンから飛び出たイヤーフックが特徴的で、この部分を耳の内側に引っ掛けることで装着感をアップできます。
残念ながらコーデックはべーシックな「SBC」しか対応しないので、音質にはあまり期待できませんが、ドライバーが10mmと大きめなので、案外迫力あるサウンドなのかもしれません。
TWS004の動作時間は、イヤホン本体だけで約5.5時間、充電ケースを含めると約16.5時間です。これは、充電ケースで2回ほど充電できる計算になります。ただし、急速充電には対応しておらずイヤホンの充電に最大1.5時間、イヤホン+充電ケースで最大2.5時間かかります。また、BluetoothはVer5.3、出力はPower Class 2なので、音は途切れにくいと思われます。
■ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン(TWS004)」のスペック
<イヤホン本体>
【通信方式】Bluetooth Ver5.3(Class 2)
【ドライバーユニット】φ10mm ダイナミック
【最大通信距離】約10m
【対応コーデック】SBC
【対応プロファイル】A2DP/AVRCP/HFP
【バッテリー容量】25mAh×2
【連続再生時間】5.5時間(充電ケース込:16.5時間)
【充電時間】約1.5時間
【操作】タッチセンサー
【マイク】〇
【ノイズキャンセル機能】×
【マルチポイント】×
【重量】約4g(片耳)
【サイズ】20×28×20mm
【専用アプリ】なし
【防滴】IPX4
【材質】ABS樹脂/シリコーンゴム
【価格】1,100円
<充電ケース>
【バッテリー容量】230mAh
【充電時間】約2.5時間
【イヤホン充電回数】約2回
【サイズ】56.8×44.8×30.3mm
【重量】約33g
【充電接続】USB Type-C
【充電ケーブル】×