愛車の良い点

・シンプルイズベストをこれでもかと体現したバイク。スペックは決して高くはないが、性能は必要充分。
・良好なハンドリングと太いトルクでコーナリングがとにかく運転するのが楽しく、自分の腕が上がったと錯覚するほど乗りやすい。
・距離無制限で3年保証がデフォルトと国産以上のアフターサービスの手厚さ。
・安いけどしっかりとした作りこみ。多少の不満はあるものの購入から1年半経過しても後悔は皆無。見た目の割に走りに特化してるのは大きい。
・比較の対象がないので自分には分からないが、60~70年代の英車の乗り味にかなり近いと複数のレビューで言われている。また、トライアンフの開発スタッフが関わっているらしく単純に乗り味で言えば遜色ないらしい。
・最近の虫っぽいバイクが苦手なおっさんのハートを鷲掴みするシンプルなデザイン。
・80年代のオフ車並みに構造がシンプルなのでメンテナンス性は最高レベル。
・燃費は平均約28km/ℓ、最低でも約25km/ℓと良好。
・スペックで選んでないので最新機種や他のメーカーが気にならなくなる。

左右に大きく張り出したマフラーはリア周りのメンテや取り回しにちょっと邪魔ではありますが、やっぱりカッコいい。

愛車のここがイマイチな点

・2024年1月より部品の価格が倍になるらしい。フロントブレーキパッド1セットで20,000円になるとか。ちょっと高すぎる。
・元々人気がないのでリセールバリューが低い。
・シートが硬すぎる。自分の体重や乗車姿勢も問題もあるとは思うが、アメリカやヨーロッパでも販売している事を考えるとシート自体の問題も大きいと思う。納車直後は50km毎に休憩しないときつかった。長距離乗るならゲルシートを装着した方がいい。
・仕上げがいまいち。湿度が高い日にはメーター内が曇ったりもする。パーツの質感や品質は国産と比較していまひとつ。特にハンドル回りのスイッチ周辺やヘッドライトステーは安っぽい。
・ヘルメットホルダーはさておきハザードランプは標準装備にして欲しい。
・2本出しマフラーのせいでチェーンやリアホイール周りのメンテだけはやりにくいし、後ろの車幅が広くなっているので狭いところでの取り回しは注意する必要がある。またサドルバックを付ける時はサポートのステーを付ける等の対策が必要。この辺はデザインとトレードオフなので致し方ないかも。
・前後ブレーキパッドを止めるピンが脱着しにくい。なんであんな構造にしたのか理解に苦しむレベル。
・指定エンジンオイルがelf Moto4 Techで3ℓ以上必要なのでこまめに換えるとコスト的にちょっときつい。
・立ちごけ要注意なステップの位置。仕方なくペダルとステップの間にふくらはぎを収めるようにして足を降ろさざるを得ない。背の低い人や疲れてきた時、とっさに足が付かない可能性大。
・リヤタイヤのサイズ(130/70-18)が特殊で選択肢がほとんどなく、ジャストサイズのチューブが入手困難。タイヤとチューブのマッチングにこだわるならタイヤのサイズ自体を変える必要がある。
・スペアパーツを注文する際、送料として都度1500円かかる。
・カスタムパーツは基本輸入頼り。
・外車なので仕方ないがディーラーが少ない上、ほとんど走っているのを見ないので気になっても現車を実際確認しにくい。