そして今回、もっとも会場が盛り上がったのが「R1300GSアドベンチャー・アンヴェールショー」だ。今年の7月、本場ドイツのモトラッドデイズの舞台で、世界同時中継の中、その正体を現したR1300GSアドベンチャー。そのGSアドベンチャーがバーベキューで盛り上がる会場で、アンヴェールされたのだ。ステージ脇に設置されたトラックのサイドパネルが開き、スモークが湧き上がる中、2台のアドベンチャーが登場したかと思えば、会場中にエキゾーストノートが響き渡り、なんと走りながらアドベンチャーの実車が登場。そのまま夜のゲレンデを駆け上がり、再びスポットライトの中で降りてくるというエンターテイメントな演出。これには会場は興奮のるつぼと化し、その声援と熱気は凄まじいものとなった。

翌日は会場にきっちり展示されたR1300GSアドベンチャー。日本での販売は12月ごろからの予定。
新しくなってもアドベンチャーらしい30Lタンクは健在だ。

圧巻は総勢1500人のサタデーナイトBBQパーティ

メイン会場ではハンバーガーや焼きそばに加え、今年は31アイスクリームや地元のベーカーリーも出店。クラフトビールやドイツサンドといったキッチンカーも並ぶなど飲食関係も豊富な内容だった。

なによりすごかったのは夜の「サタデーナイトBBQパーティ」だ。なんでも今年は1500人が参加したとのことで、その光景はまさに圧巻。そのまま会場は、ディスコナイトに突入し、夜空を見上げれば気球や花火が打ち上がる。バーベキューとディスコナイトは20時半まで続いたのだから最高に楽しい夜になったに違いない。

今年は土曜日、日曜日とも基本的に晴れたことにより、多くのライダーが開場である10時前から次々と来場。広大な駐車場は昼前には埋まってしまい、第2駐車場へ停めて送迎バスで会場入りするライダーも多かった。後日発表された来場者数はなんと6,457名!昨年よりも1200人ほども多い、過去最高の来場者数となり最高の形で幕を閉じた。