BMWオーナーにとってはまさにお祭りの二日間

BMWMotorradが主催する「モトラッドデイズ」は、毎年9月初旬に長野県白馬村のスキー場を貸切って行なわれるBMWオーナーにとっては、まさにお祭り的で大規模なイベントだ。土曜、日曜の2日間に渡って開催され、全国からBMWのオーナー達が数多く集まる。

その熱気がどれほどかと言えば、関東、関西圏はもちろんのこと、北海道や九州からもこのイベントを目指して、遠路はるばる来場する。全国に60以上あるBMWの正規ディーラーは、このイベントに向けて顧客を募り、現地周辺のホテルを予約してツアーを組むなど、それぐらいBMWのオーナーにとっては特別なイベントなのだ。

アクセス路の田園地帯を走るモトラッドライダーパレード。
この光景はすでに秋の風物詩になっている。

その魅力は30以上の多彩なプログラム、しかも入場は無料!!

数あるプログラムの中でも人気が高いのがヒルクライムコンテスト。抽選で選ばれた20名のライダーが
斜度の急なゲレンデにアタックする。今年は乾燥した最高のコンディションで、完走率は80%と高かった。

このイベントの最大の魅力は、そのプログラムの多彩さだ。スキー場のゲレンデをバイクで駆け上がる「ヒルクライムコンテスト」や、「白馬豚の丸焼き」といった超人気プログラムを始め、オンロードとオフロードに分けられた「最新モデル試乗会」、「カスタムバイク特別展示」、「モトラッドライダーパレード」「スペシャルゲストのトークショー」、「エンジン解体ショー」「バイク引き起こし講座」などなど、大小合わせて30以上ものプログラムが用意されているのだ。しかも驚くべきは会場への入場料がなんと無料なのだ。

メインテントではBMWモトラッドの現行モデルをすべて展示。実際にまたがれるのがいい。
こちらも恒例の白馬豚の丸焼き。毎年行列ができ、今年もあっという間になくなった。
しかも無料で振舞われたのだから懐が深い。
重いBMWのバイクをいかにして引き起こすかという引き起こし講座。
コツさえつかめば、女性でも楽に引き起こせるのだ。
R12という最新モデルを日本の5社のビルダーがカスタムして話題になった。
その5台ともすべて展示された。
ツアラテック、アチーロ、アールズギア、サインハウスといったパーツや
用品メーカーも数多く出展。特売の目玉用品なども用意された。
ゲレンデの未舗装路を走れるオフロード試乗会。最新モデルのほか、自分のバイクで参加することも可能だ。
なんとマッサージブースも設置され、長旅の疲れを癒すライダーも。
9月中旬にアフリカのナミビアで行なわれる「インターナショナルGSトロフィー」に参戦するチームジャパンの
特別ブースでは、定期的にトークショーを実施。過去最高とうたわれるチーム力に乞うご期待!

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