[ロゴ問題]で中華人民共和国との深い関係性が指摘されている自然エネルギー財団事務局長の大林ミカ氏ですが、反原発&再エネ推進の論調を持つテレビ番組にもしばしば登場し、偏向報道に寄与していました。
例えば、大林ミカ氏は。2012年の参院選前にTBS『NEWS23』に出演しています[記事]。TBSは大林ミカ氏の一方的な感想コメントを使って自民党を貶める印象報道を展開しました。この偏向報道に自民党が抗議し、TBSからの取材拒否を宣言したところ、TBSは偏向報道を認めました[自民党website]。
反原発・再エネ導入を絶対善とするテレビの大衆操作によって原発停止とFIT制度が実現される中、このような偏向報道によって、日本の世論は電力自由化と発送電分離を熱烈に支持しました。結果として、国民は多くの富を失うと同時に、電気料金は高騰し、不必要な大量の温室効果ガスを排出し、美しい国土は太陽光パネルの設置で破壊されて行きました。
テレビに操作された大衆が支持した反原発・再エネ導入に大きな問題があることは、最近になって顕在化してきましたが、それでも特定のメディアは、不都合な事実を語ることなく、反原発・再エネ導入を絶対善として崇拝する放送を継続しています。
2021年10月20日、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』は、大林ミカ氏を政府に認められた専門家として出演させ、権威論証を展開しました。
羽鳥慎一氏:今日は再生可能エネルギーについてです。日本は太陽光などの再生可能エネルギーの導入が世界に比べて遅れているのが現状です。なぜ、日本で進まないのか。話を伺ってまいります。自然エネルギー財団事務局長の大林ミカさんです。よろしくお願いします。大林さんは、内閣府の再生可能エネルギー等の規制等の総点検タスクフォースの一員でもいらっしゃいます。
大林ミカ氏:(日本は再生可能エネルギーを)1.5倍から2倍にしていくわけですけれども、世界の各国の再生エネルギーの伸びの動きを見ていくと、けっして難しい目標ではなく、むしろカーボン・ニュートラルとか、46%削減ということを考えると、もっとさらに上乗せが必要と考えています。
浜田敬子氏:なぜ、こんなに最エネ後進国になってしまったのか。
玉川徹氏:今も既に周回遅れなんだけれど、取り戻せないんじゃないかと。エネルギー分野でもどんどんどんどん日本が遅れて行って、貧しい国になってしまうのではないか。更にね。
羽鳥慎一氏:世界は再生可能エネルギー進んでおります。ドイツは再生可能エネルギーは46%です!もう日本が2030年度に目指す目標値を既に上回っています!更にドイツは2030年までに再生可能エネルギー65%を目指すと!そしてデンマーク、再生可能エネルギーおよそ84%!大林さん、ドイツ・デンマークはかなり進んでいますね。
大林ミカ氏:そうですね。目標値がドイツが65%、デンマークは100%の目標を持っています。
羽鳥慎一氏:目標100ですか!
大林ミカ氏:はい。他にもスペイン74%、英国68%と多くの国が、国が主導する形で高い目標を掲げて事業予見性を高めていって、事業投資ができるようにしていく。そういったような政策をとって、拡大を進めています。