③日本保守党は安倍政治の遺産を否定するための党である。
それなりに無党派市民層にアピールする参政党と違って、日本保守党は、自民党の票を奪うだけで他からは票を取れずに立憲民主党に奉仕するだけである。
安倍路線の継承のようなことを言っているが、憲法改正で安倍氏が第九条そのものには手を触れない方向に転じて憲法改正の具体化を図ろうとしたのに逆戻り。ウクライナではプーチンとの対話を重視していた安倍氏に対して脳天気にウクライナ一辺倒なのだ。
そして何より中東問題では、パレスティナなどだけでなくイランとの対話を重視した安倍さんに対し極端なイスラエル強硬派支持。いまや、アメリカのバイデン政権からも見放され、ガザでのジェノサイドを批判されるイスラエル全面支持なんぞ論外なのである。
飯山あかり氏は、月刊hanadaでの出馬時の記事で、自らの決断を、ハマスと戦うイスラエルの兵士に比べれば取るに足らないとぶっ飛んだ決意表明していたがいかがなものか。少なくとも安倍路線とはかけ離れている。
安倍氏が人気があるのですり寄っていただけの極右勢力が安倍レガシーを世界でも自民党でも自爆テロを展開しているようにすらみえる。
④中道寄りの乙武洋匡氏に、公明党は政策面ではそれなりに共感しているようだ。しかし、乙武氏の女性部には公明党女性支持者は強い拒否感があるので、組織としては動きづらい。しかし、それなりに公明票は乙武氏に流れるのではないか。
⑤この選挙区では、関係者の多くは公民権停止明けの柿沢未途氏の復活を待望しているのではないだろうか。
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提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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