潮止まりの時間帯になり、反応が遠のいたので後半戦はタイラバにシフト。少し沖の深場まで移動することにした。私のタックルはロッドがラグゼ桜幻鯛ラバーRB66ML‐solid、リールはシマノバルケッタ、タイラバはがまかつ桜幻鯛ラバーQ120gだ。
水深は70m。狙いはマダイ、アマダイ。タイラバを底まで沈め、一定の速度で5~10回転ほど巻き上げる。
アマダイキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)
早速釣友にエソがヒット。全員にアタリはあるが、ショートバイトが多くなかなかハリ掛かりしない。それでもレンコダイ(キダイ)はポツリポツリとヒットしていた。レンコダイやエソが釣れているなか、当日強運を持っていたのは紅一点の相方。水面に現れたのは本命のアマダイ。しかもデカイ。優に40cmは超えている。
ウッカリカサゴ浮上
すると私にもアタリ。マダイやアマダイとは違って、重量感たっぷりの引き。根魚っぽいかな~と思っていると、上がってきたのはビッグなウッカリカサゴ。その後はレンコダイとエソばかりが続き、風がやんでしまった。
ウッカリカサゴ登場(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)
船が流れなくなったところで、魚からの反応もピタリとなくなる。最後に湾内でアジを狙ってみようと移動するがアジは留守のようで、サバフグの猛攻に遭って終了とした。メインターゲットのアオリイカは船中40匹。
他にキジハタ、エソ、レンコダイ、サバ、サバフグなど、さまざまな魚種で一日十分に楽しむことができた。秋アオリイカは数が狙えるので、皆さんもレンタルボートで楽しんでみては。
<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。