だからはなから他人を変えようとする戦略は間違っている。どれだけわかりやすく話しても、証拠を出しても、図解化してもアホはそもそも相手の話を聞かない。だからいつまでもアホなのである。
相手を変えられないなら、自分を変えるしかない。つまり無視が最適解だ。これをすると相手はひたすら時間と労力を失うが、相手から怒りの反応を引き出すという本来望む報酬が得られず、バカバカしくなって別のターゲットへ向かう。
では逃げ場のない職場にアホがいる場合はどうしたら良いだろうか?結論、自分が実力をつけてよそへ移ることである。正直、会社勤務においては人間関係はガチャの要素が極めて大きいと言わざるを得ない。だが、自分のレベルが上がれば必然的に職場のレベルも上がるので、ガチャでハズレを引く確率を下げることができる。
自分自身、派遣で働いているときは周囲に荒くれ者や反社会的でどうしようもない対応に困る人が多くいた。しかし、その後、東証一部上場企業へいったらそのような対応に困るような人はグッと数を減らしたという感覚がある。
気持ちに余裕があって他者への配慮ができる人は多かったし、みんな自分の仕事に必死で他人がどうこうと言い出す人は少なかった。この経験からも、アホを変えようとせず、自分が必死にスキルアップなどをしてレベルを上げて、できるだけアホが少ない場へ移動するのが最適解である。
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昔はアホに絡まれた時に、ロジカルに対応したこともあったがもうやめた。今は相手から何も言われても、法に触れない範囲なら好きに言わせっぱなしでいいと思っている。
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