運は突然降臨することも少なくない。そんな時、肉体的、精神的に万全の状態でなければ降臨した運を捕まえることができなくなる。筆者は毎日8時間寝て、しっかり運動をして、栄養豊富な食事を心がけている。

いつも体調がいいので、人と会って会話する時も表情は自然に明るくなるし会話の内容も前向きになる。その結果、良好な人間関係を築き、思わぬ仕事のチャンスにつながる話が飛び出すことも多かった。

だがコンディションが悪いと、降臨した仕事のチャンスを前向きに捉えられなかったり、対応できる自信のなさから辞退するなど、運を逃す事になりかねない。体調は精神につながっているので、メンタルを常に前向きでチャンスを逃さないぞ!という気持ちを作るには、コンディションを万全に整える必要があるだろう。

また、ビジネスでは成功するまで諦めずに試行回数を増やすということが絶対的に必要になる。運が悪ければ立て続けに思わぬ方向へと転ぶこともあるが、メンタルが盤石であれば何度でも諦めずに挑戦し、そして最後には好機を掴むのだ。

3. 運に心が腐らない

運という言葉を嫌う人は少なくない。現状の不満を上司ガチャ、親ガチャといった言葉ばかりいって、運を高める努力を考えず、愚痴不満を言う人を多く見る。

「実力ではなく、運が絡む仕事なんてやる価値がない」などと考える人もいる。だが、100%実力で対応できる仕事はないし、その逆に100%運だけで左右されることもない。運を味方にするには「自分は運が悪いから」と運に腐ってしまうのではなく「しょせん、運ゲー。それなら成功するまでガチャを回せばほぼ確実に勝てるではないか」とむしろ運を簡単なものとある意味軽く見るくらいの姿勢でいいと思っている。

人間関係も仕事も運と実力のミックスで構成されている。自分にあういい人との出会いは確かに運の要素は大きい。だが、いい人からみて自分がいい人、付き合いたいと感じられるような実力がなければ、運良く出会えてもその後に繋がらない。人間関係は実力が近くなければ構築に至らないからだ。