人生のなかで「自分も大人になったな」と思う瞬間はいくつか考えられますが、「運転免許の取得」はその最たるものでしょう。車に同乗しているだけだった状態から、自身でハンドルを握るようになると、また違った景色が見えてくるものです。

一方で、実際に公道を走ってみると、「みんなこんなにスピード出してるの?」など、思わぬ現実に驚くことも。今回は免許取得から日が浅いドライバーの方々に、「車を運転するようになって驚いたこと」について話を聞きました。

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車幅感覚、全然わからん!
なんで当たり前に寄せられるの?

車幅感覚、全然わからん!

「教習所で習ったのはなんだったの?」免許を取ってから一番驚いたことは?回答集めたら「やっぱりアレが…」
(画像=©metamorworks/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

自分で車を運転するようになり、まず驚くのは「運転の難しさ」かもしれません。周囲のドライバーが当たり前に運転していることに対して、驚愕する初心者ドライバーは多いと考えられます。

「はじめて教習車に乗ったときからそうですけど、車の前が見えない! みんな先端がはっきり見えない状態で走ってるの、意味わからなくないですか?

そりゃ、感覚である程度はわかりますけど、こんなに見えないものだとは思いませんでした」(20代女性)

たしかに運転に慣れていないと、車両感覚には自信が持てないものでしょう。ボンネットの先がはっきり見えなかったり、後ろ側の両端がどこにあるのか見当もつかなかったり……。

初心者ドライバーの目から見ると、スムーズに公道を走っているだけでも「凄腕」に見えてしまうものですよね。

なんで当たり前に寄せられるの?

「教習所で習ったのはなんだったの?」免許を取ってから一番驚いたことは?回答集めたら「やっぱりアレが…」
(画像=©Monet/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

さらに、多くのドライバーが当たり前に車両感覚を身につけていることに対しては、別の角度からも驚きの声がありました。

「自分が運転するようになって、狭いスペースでも普通に入っていけるドライバーが多くて驚きました。右折レーンがない一車線道路で、右折待ちの車をすり抜けていったり、すれ違いでもすんなりギリギリまで寄せて通ったり。

なんか風潮的に、『寄せられるのが当たり前でしょ』みたいなのも感じて、自分としてはそんなことできる気がしないなと……」(20代男性)

教習車でも車両感覚が覚束なかったのに、まったく異なるサイズの車を運転することになり、全然感覚が掴めない……。そのような経験のあるドライバーは多いのではないでしょうか。

街で初心者マークの車を見かけたら、自身のそういった経験を思い出し、ゆとりのある対応をしたいところですね。