まとめると世界景気そのものは今後、それなりの維持ができそうに見えるが、政治的な計らい次第ではそれを打ち消し、サプライズが起きる公算もあるとみています。二つの進行形の戦争以外に火種があちらこちらにあり、国家や人々がエキストリームな動きをするようならばそれこそ明日のことすらわからないということになります。

株価指標は個別企業の株価の総和に重みづけ補正したものでありますが、個別企業を見ても不振のボーイングや新たに発覚したアームVSクアルコムの壮絶なリング上のバトル開始など、もめごとのネタは尽きません。安心安全な投資などないと思ったほうがよさそうです。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年10月24日の記事より転載させていただきました。