盛山文科大臣の不信任決議案が提出され、当初予想の通り、与党その他の反対によって否決された。
盛山文科相の不信任決議案を否決 信頼回復「名案あれば教えて」
国会質疑において執拗な追及を受けてきた盛山大臣は、一部認める場面もあるが、結果的に大臣を辞任するまでに至る必要がないと判断された形だ。
今回の盛山大臣不信任案を提出した背景には、立憲民主党が与党自民党に揺さぶりをかける目的と、自民党政権への不信感を蔓延させ、政権交代を狙ったものであるとの見方もあるが、実際にはそこまでの意図は無かったと考えられる。
確かに、この2ヶ月で4閣僚が辞任に追い込まれた岸田政権は、岸田総理の任命責任も含め、足元が大きく揺らいでいる印象は拭えない。
2カ月で4閣僚辞任、異常事態に「破れかぶれ」 自民内に不満うっ積