今回は「iPhoneの機種変更をいつにする?」がテーマです。もちろん、何か困ったときに機種変更するのがいちばんいいんですが、2024年秋にはiPhone 16の発売が予定されていますし、ほかにもいろいろタイミングがありますので、今回は機種変更の5つのタイミングについて解説します。
【1】バッテリー消費を早く感じたとき
ひとつめは「バッテリー消費を早く感じたとき」です。これはiPhoneのバッテリーの最大容量が「80%未満」になっている場合ですね。
iPhoneの設定からバッテリーを開き、「バッテリーの状態と充電(またはバッテリーの状態)」で最大容量を確認してみましょう。もし、ここが80%未満ならバッテリー交換のタイミングです。
具体的な症状としては、まず「バッテリーの消費が早くなり、満充電までの時間も早くなる」です。最大容量が減っているので、当然フル充電までの時間も早くなります。
次は、「アプリの起動が遅い、あるいは起動しない」です。これはバッテリーの最大容量が減ったことで、アプリを起動するために他のものを落として何とか起動しようとするため。
起動すればまだいいのですが、起動できない場合は、明らかに電力が足りていません。
3つ目は「スクロール中に画面がカクカクする」。これはいろいろな場面で見られる症状ですが、画面がスムーズに動かない場合ですね。
そして、4つ目と5つ目は「突然、音が小さくなったり暗くなったりする」です。これはiPhoneが落ちないように勝手に音を小さくしたり画面を暗くしたり調整しているんです。
このような症状の原因の多くはバッテリーの最大容量が少ないためです。もし、自分のiPhoneのバッテリーの最大容量が80%を切っているなら、早めに機種変更を検討しましょう。
ちなみに、Apple公式サイトで公表されているiPhoneの使用年数の目安は「3年」と書かれています。
ただし、そのあとに「ほとんどのApple製品は耐用年数がこれより長く」とあるので、実際には5~6年ほど使えたりもしますが、一応、目安としては3年だということを覚えておきましょう。
【2】処理が重いと感じたとき
次は、「iPhoneの処理が重いと感じたとき」です。たとえば、iPhone 8で『ポケモン GO』を起動すると最新モデルに比べて5~10秒ぐらいは遅かったりします。
「たった5~10秒のために、数万円も出して新品のiPhoneにすべきか?」と言う人もいますが、ゲーム中の操作がすべて5秒早くなるので、最初の5~10秒だけではないんですね。
場合によっては、今まで5分かかっていた処理が最新iPhoneなら1分で終わることもありますので、快適度がまるで違うと思ってください。
具体的な症状としては、最新ゲームアプリの起動や処理が追いつかず、読み込みが遅かったり画面がカクついたりします。
ほかにも、YouTubeとかInstagram、X、Webなどのスクロールがカクついたり、写真表示が遅いといった症状も見られます。
また、なぜか同じところでアプリが何度も落ちる現象もよく見られます。このような症状が見られたら、機種変更の時期だと思ってください。