晴海フラッグに転居してからもうすぐ1か月が経ちますが、予想通り自炊が増えました。まだ周辺に飲食店やスーパーがなく、日中自宅にいる日は食事だけのために気軽に出かけられないからです。
自炊といっても、食材にこだわって凝った料理を作るわけではなく、ご飯におかずを乗せた丼のような料理とはないレベルのものがほとんどです。
写真は最近作ったランチですが、卵かけご飯に納豆、明太子、ネギ、刻み海苔、白ごまを乗せただけのシンプルなものです。
ただし、調味料にはこだわっています。醤油は愛媛産の天然醸造のこいくち、海苔は築地の丸山海苔店のこんとびという逸品、隠し味の一味は大阪の向井珍味堂といった具合です。
塩も4種類あって、自己流で使い分けています。あるいは、お味噌汁の出汁には、北海道で買ってきた最高級羅臼昆布を使っています。
フォアグラ、トリュフ、キャビア、松茸、といった高級食材を使ったお料理は、プロには勝てません。下ごしらえの時間のかけ方と、調理技術が段違いだからです。草野球の全国大会で優勝しても、大リーグに入団することすらできないのと同じです。
だから、そのような高級食材の調理は専門家に任せるのが合理的です。作るプロセスの楽しさは否定しませんが、お料理そのものの味には限界があります。