【3】Suica本体(ICチップ)に何らかの不具合がある

長い間Suicaを使っていると、SuicaのICチップに不具合が出ることがあります。ICチップに不具合があると、何度タッチしてもエラーになったり、反応がないといった現象が見られます。この場合は、Suicaを再発行することになるので、JR東日本の窓口へ持っていきましょう。

また、Suica機能があるビューカードの場合は、クレカ機能が利用できてもSuicaの読み取りができないこともあります。この場合は、ビューカードセンターに問い合わせて再発行を依頼しましょう。

ちなみに、ビューカードに付帯しているSuica機能の有効期限は、カードの有効期限と同じですので、ビューカードの有効期限切れで使えないこともあります。

意外と知られていない、Suicaにチャージした残高があるのに利用できない理由と解決策
古いタイプのSuicaは、経年劣化でICチップに不具合が出る場合もあります。とくにSuicaのペンギンがいなかったり、顔が横を向いているSuicaは古いタイプなので注意しましょう(筆者撮影)(画像=『オトナライフ』より 引用)

【4】モバイルSuicaが使えない場合はメインカードの変更をチェック!

もし、AndroidスマホでモバイルSuicaが使えない場合は、「おサイフケータイアプリ」でSuicaをメインカードにしていない可能性があります。

AndroidスマホにはモバイルSuicaとモバイルPASMOの両方を登録できるため、あらかじめ優先的に使うアプリを設定する必要があるんですね。

まずは、おサイフケータイアプリを開いて、モバイルSuicaがメインカードになっているか確認しましょう。

メインカードを切り替えるには、おサイフケータイを起動し、「メインカードの確認・切替」をタップ。そして、Suicaを「メインカードにする」にしておけばOKです。

おサイフケータイでメインカードをモバイルSuicaに指定する手順

意外と知られていない、Suicaにチャージした残高があるのに利用できない理由と解決策
おサイフケータイを起動し、「メインカードの確認・切替」をタップ(左写真)。次に、Suicaを選択して「メインカードにする」を選択すれば、切り替えは完了です(右写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)