【最新モデルNEWS】三菱アウトランダーPHEVが、より上質・快適に大幅リファイン。約20%パワフルになり100km超のEV走行距離を実現。ヤマハと共同開発したオーディオを標準装備する!
アウトランダーPHEV・Pエグゼクティブパッケージ(7名乗り)/価格:668万5800円。最新型は滑らかな走り味と最高の電動性能を追求。バッテリー容量を22.7kWhに拡大しシステム出力を20%アップ。100kmを超えるEV航続距離を実現した。CEV補助金は55万円(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

6テーマの積極改良でPHEVとしての実力と上質さが大幅にアップ!

 三菱自動車は2024年10月2日、アウトランダーPHEVを大幅改良し、10月31日から販売を開始すると発表した。価格帯は526万3500〜668万5800円。来年春には欧州市場、その後に豪州・ニュージーランド、北米にも順次投入される。

 アウトランダーは三菱の電動化技術と4輪制御技術をフルに投入したフラッグシップSUV。現行モデルは「威風堂々」をコンセプトに開発され2021年12月にデビュー。力強く存在感抜群のデザイン、PHEVシステムが提供する先進性、ツインモーター4WDと4輪制御技術「S-AWC」が生む卓越の操縦安定性、そして3列7名乗りを実現した巧みなパッケージングなどがユーザーから高く評価され、成功作となっている。

 従来の三菱車と違い、欧州インポートカーなどと比較検討するオーナーも珍しくない。

 今回のリファインでは、「洗練」と「上質」を重点テーマに、メカニズムから内外装までトータルで魅力を高めている。

【最新モデルNEWS】三菱アウトランダーPHEVが、より上質・快適に大幅リファイン。約20%パワフルになり100km超のEV走行距離を実現。ヤマハと共同開発したオーディオを標準装備する!
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
【最新モデルNEWS】三菱アウトランダーPHEVが、より上質・快適に大幅リファイン。約20%パワフルになり100km超のEV走行距離を実現。ヤマハと共同開発したオーディオを標準装備する!
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 大幅改良ポイントは以下の6点になる。

  • 駆動用バッテリーを刷新し、EV航続距離を約20km伸長し100km超を実現。
  • サスペンションの最適化と新タイヤの採用などで、上質で安定した乗り味を実現。
  • 内外装のデザインを一部変更し、質感を向上。
  • ナビゲーションの画面大型化やコネクティッド機能の拡充。シートベンチレーション機能の採用により、利便性と快適性を向上。
  • 音質へのこだわりを追求した2種類のオーディオシステムをヤマハと共同開発し、全車に標準装備。
  • 最上級グレード「Pエグゼクティブパッケージ」を新設定

駆動用バッテリーを大容量化。EV走行距離とパワフルな走りに磨きをかけた!

 改良ポイントの中でも特筆ポイントは、より電動車としての完成度を高めた点だ。新型は駆動用リチウムイオンバッテリーを刷新。バッテリー容量を22.7kWhとし、WLTCモードのEV航続距離をMグレードで従来の87kmから106kmに、他のグレードでは83kmから102kmへと伸ばした。従来でも日常使いを、ほぼモーター走行のみのEVとしてこなせたが、100km超の新型はより完璧に近づいた。

 PHEVシステム自体の最高出力を従来比で約20%向上させ、パフォーマンス自体も力強くリファインしている点も目を引く。新型は電動車ならではのスムーズで力強い加速が持続し、高速道路での合流や追い越し時のストレスを軽減。エンジン稼働頻度が低減したことで、より静かなドライビングが楽しめるようになっている。

【最新モデルNEWS】三菱アウトランダーPHEVが、より上質・快適に大幅リファイン。約20%パワフルになり100km超のEV走行距離を実現。ヤマハと共同開発したオーディオを標準装備する!
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
【最新モデルNEWS】三菱アウトランダーPHEVが、より上質・快適に大幅リファイン。約20%パワフルになり100km超のEV走行距離を実現。ヤマハと共同開発したオーディオを標準装備する!
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

 充電速度が向上した点も朗報。急速充電では、80%までの充電時間が従来より6分短縮の32分に。燃費も改善され、より環境に優しいクルマへと変身している。ちなみにアウトランダーPHEVは、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象車。購入時に国から55万円の補助金が受けられる。