また石破氏はアメリカなど海外に投資が向いていることに「懸念」を示し、海外にマネーが行かないような工夫をしたいという趣旨のことを述べています。こうなるともう理想を追求した「仙人の域」であります。マネーに原則、国境はないのです。そしてもしも海外にマネーが逃避するならば国内が投資にふさわしい魅力的な市場ではないということなのです。そんなことを制限するより国内がより魅力的で光り輝く市場にする、こういう発想ができないと全然だめです。
その点でハリスさんと石破さんは私からすると論外の発想であって、少なくともこのお2人にだけはどうぞ、お引き取りください、と申し上げたいと思います。もしもハリスさんが大統領になるなら私はアメリカ株投資からは全部引き上げます。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年9月4日の記事より転載させていただきました。