私の考える読書術のベスト3は
読書術の著者たちは、異なる分野や職業に従事しているため、その専門性や経験が読書術に反映されています。それぞれ違う立場において読書をとらえながら、それぞれの立場で読書の目的や効果を強調しているので、価値観や人生経験が読書術に反映されています。
この3冊を読めば、読書術の潮流は理解できると思います。なお、私の本も、読者の皆さんの手本となることを期待していますので、真摯な評価をお願いいたします。
1位.『読書の技法』(佐藤優著/東洋経済新報社)
すべてのビジネスパーソンが読むべき1冊。たくさん読み、より効果を出す読書方法が述べられており、引用も多く、参考資料が豊富。熟読と速読の双方について解説しているが、アウトプット重視。読書術の最高峰といっても過言ではない。
2位.『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo著/かんき出版)
読書術の入門編として理想的な1冊。技法よりも読書に向かう姿勢が役立つ。得たい知識が記載される箇所を優先して読むスキミング読書を推奨。じつは、スキミングは私も取り入れている読み方。量をこなせばスキミング力はアップし読書力も必ずアップする。
3位.『読書脳』(樺沢紫苑著/サンマーク出版)
ほかの作品を読む前に本書を読むと学びが深くなる。本を読むことの大切さを理解し、読んだら忘れないテクニックが書かれている。読書が苦手な人でも、どのようなステップを踏めば、読書脳を手に入れることができるか、についても詳しく語られている。
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なお、限られた条件下で導き出された結論であり、一般的な結論ではないことを付記しておきます。速読の系譜について先行研究を交えながら検討する必要があります。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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