しばらく常夜灯下で釣りをしていると、捕食行動を繰り返すアオリイカが姿を見せる。小さなエビがアオリイカに追われて、ぴょんぴょん飛び跳ねているのが見えた。なるほど、エギの動きとはこれを模したものでもあるのかと、あらためて気づかされた。
ベイトを追って寄ってくるのが見えたときは活性が高い。食いっ気のある個体なのですぐにエギを投入し、サイトで1匹追加。立て続けにこの時期にしては大きい300gほどのメスのアオリイカをキャッチできた。
当日最大となった300gのメス(提供:週刊つりニュース中部版APC・奥田健斗)
最終釣果
それから朝マヅメまで粘ったが、この日はアオリイカ3匹で納竿した。一方同行者は2.5号のエギを駆使し、新子5匹をキャッチ。この日はオレンジカラーに反応が良かったとのことだ。残念だが、アジは最後まで姿が見えなかった。
数は予想よりは伸びなかったが、釣友たちと楽しく釣りができた。釣りは釣果よりも楽しんだモノ勝ちだ。これから新子のアオリイカはエサをたくさん捕食し、ドンドン大きくなる。大きなアオリイカを夢見て、また釣行を重ねていきたい。
日没のマズメ時にヒットしてきた新子アオリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・奥田健斗)
<週刊つりニュース中部版APC・奥田健斗/TSURINEWS編>