インドネシアは魅力的な観光地であるが、それ故に多くの温室効果ガスが排出されていることをUno氏自ら説明している。この動画にはほかにもGojekのサステナビリティ責任者Tanah Sullivan氏、リゾート事業を展開するPlataranグループの創設者Yozua Makes氏も登場。企業による温室効果ガス排出削減の重要性を訴えている。
植樹効果の測定や環境プロジェクトマーケットプレイスも
また、「CarbonAtlas」はAIと機械学習を活用したデジタルMRV (Measurement, Reporting and Verification:温室効果ガス排出量の測定・報告・検証) システム。
人工衛星やIoTセンサー、スマホアプリのリモートセンシング技術スタックやドローンを組み合わせ、森林の炭素貯蔵量・降水量・生物多様性などさまざまなデータをモニタリングする。ホットスポットを検知して大規模火災の予防なども可能だ。
インドネシアでも気候変動問題に対する企業の関心は高く、企業による植林事業が活発に行われるようになっている。Jejakinの顧客やパートナーと共同で植えた100万本以上の木をモニタリングするCarbonAtlasによって、植樹が単なるパフォーマンスではなく周辺地域にもたらすプラスの影響を把握できる。