2番手は意外にもシャープ。日本人に寄り添ったモノづくりが奏功か
AndroidスマホというとソニーのXperiaやサムスンのGalaxyが強いと思う読者も多いと思うが、今回の調査では意外にもシャープのほうが上。シャープは2017年から「AQUOS sense」を発売しているが、ユーザーの声に耳を傾けながら日本人に特化したスマホをコツコツと作り続けた結果といえるだろう。「どうしても国産スマホじゃないと嫌だ」という、一定数存在しているユーザーの心をつかみ続けている。「Xperiaはちょっと高い」「そこまで本格的じゃなくていい」というニーズにも合致しているのだろう。
一方、運用が開始されている5Gに注目してみると、5G対応スマホの出荷台数は1,101.1万台で2019年度の約41倍。2021年度は2,271万台と予測されており、急速に拡大している。今後は3Gサービスが各社終了していくため、さらなる乗り換えが促進されるだろう。アップルは2021年度に5G対応の「iPhone 12」シリーズを発売しており、メーカー別出荷台数の1位の座は確実と思われる。ひとつ気がかりがあるとすれば、新型コロナの影響で半導体の世界的な供給不足の問題はまだ解決しておらず、メーカー各社は半導体調達が滞ることで生産スケジュールの見通しが立ちにくい状況となっていること。アップル VS Androidスマホメーカー連合軍のシェア争いは、もしかしたら物資の調達が勝敗の分かれ目となるかもしれない。
出典元:20年度通期スマートフォン出荷台数は過去最高を記録 うち5Gスマートフォンは1101.1万台(5G比率33.6%)【株式会社MM総研】
※サムネイル画像(Image:ALDECA studio / Shutterstock.com)
(文=オトナライフ編集部)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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