「廃車に関するイメージ」調査において、実際の消費者と、業者との間にイメージの大きなずれがあることが判明

株式会社Direct Stock Japanの運営するハイエース買取専門店ボロボロエースカウカウが、これまでに車を所有したことのある200人を対象に「廃車」に関するイメージ調査として、所有する車が「何年」「何万㎞」走ると、廃車になるか、に関するイメージ調査を行いました。調査結果は、業界関係者の廃車のイメージと、実態の間には大きなずれがあることが分かりました。

 このアンケート調査の結果が今後の中古車販売・買取の業界全体に有益な情報となるよう、同社がレポートを公開します。

【廃車のイメージ調査レポート】「10年10万kmで廃車」はもう古かった!?今どきの廃車のイメージは?

調査概要

  • 調査対象:日本に住んでいて、車を所有したことのある人

  • 調査日:5月

  • 調査機関:自社調査(インターネット調査)

  • 調査人数:200人(年齢層は下記円グラフ参照)

調査対象年齢層

【廃車のイメージ調査レポート】「10年10万kmで廃車」はもう古かった!?今どきの廃車のイメージは?

調査サマリー

 本アンケートでは、廃車を「売却したくても値段が付かない、あるいは処分料を請求されるような車」と定義しています。

■質問内容①

「故障が無く普通に走行可能な車は、新車から何年以上経過すると廃車になると思いますか?」

【結果】

【廃車のイメージ調査レポート】「10年10万kmで廃車」はもう古かった!?今どきの廃車のイメージは?

回答数の多かった経過年数は以下のようになっています。

  • 1位 20年(83人)

  • 2位 15年(34人)

  • 3位 10年(25人)

  • 4位 30年(17人)

平均値は、18.02年となりました。

 ひと昔前までは、車は10年経てば廃車というイメージが根強かったのですが、予想よりも「車は長く乗るもの」というイメージが強くなってきているようです。

■質問内容②

「故障が無く普通に走行可能な車は、走行距離が何万㎞以上経過すると廃車になると思いますか?」


【結果】

【廃車のイメージ調査レポート】「10年10万kmで廃車」はもう古かった!?今どきの廃車のイメージは?

回答数の多かった走行距離は以下のようになっています。

  • 1位 20万km(57人)

  • 2位 15万km(39人)

  • 3位 10万km(33人)

  • 4位 30万km(20人)

平均値は、22.0kmとなりました。

走行距離についても、これまでは10万kmが乗用車の寿命と思われていた時代もありましたが、最頻値は20万kmで、平均値はそれよりも長い22万kmとなりました。