目次
北海道にいない、本州を北限とする動物
・ツキノワグマ
・ニホンザル
・本州を北限とする動物は他にも!
まとめ
北海道にいない、本州を北限とする動物
エゾヒグマやキタキツネなどとは逆に北海道に生息しない、本州を北限とする動物をご紹介します。
ツキノワグマ
ツキノワグマは本州の森林を中心に生息するクマの一種です。
九州では絶滅、四国でも現在生息しているものは極少数のみと考えられています。
胸の部分にかけて「V」字の白い斑紋があり、これが三日月や半月を連想させることから「月の輪」を冠して名付けられたとされています。
エゾヒグマに比べると小柄で、成獣は大きくて1.8m前後、体重は120kgほどとなっています。
記録上の最大個体が220kgとされていますが、ヒトよりよほど大きいので襲われたら非常に危険です。
実際、毎年のようにツキノワグマにより被害を被っている人が出ています。
ニホンザル
ニホンザルは本州全域、そして四国から九州まで広く分布しています。
また、屋久島や種子島などの離島でも発見されています。
人間を除いた霊長類の原生種では最も北に生息しているとされますが、本州が北限となっています。
本州を北限とする動物は他にも!
他にもホンドキツネやホンドシカなど、本州にのみ分布する種類もいます。
本州は本土とも表記されることがあります。
そのため本州にしか生息しないという意味で「ホンド~~」という名称が付けられている動物も多くいます。
まとめ
ブラキストン線は、北海道と本州を隔てる見えない境界線のことです。
このブラキストン線を境に、北海道を南限とする動植物もいれば、本州を北限とする動植物もいます。
人間の移動に伴って生息域が変化した動物もいますが、キタキツネやエゾヒグマは本州や四国、九州に生息していませんし、ツキノワグマが北海道でヒグマと縄張り争いをしているなんてこともありません。
提供元・FUNDO
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